研究室の窓から / 序 章
第Ⅰ章 エリザベス・ギャスケルとユニテリアニズム
第Ⅱ章 『ハウイッツ・ジャーナル』に掲載された3 つの短編小説
第1 節 「リビー・マーシュの三つの節目」
第2 節 「寺男の観た英雄」
第3 節 「クリスマス,嵐のち晴」
第Ⅲ章 『メアリ・バートン』
第1 節 『メアリ・バートン』の時代背景と,ギャスケルの労働者との交流
第2 節 『メアリ・バートン』に描かれた労働問題
第3 節 『メアリ・バートン』に描かれた転落女性問題
第Ⅳ章 『ルース』
第1 節 『ルース』執筆の動機
第2 節 『ルース』に描かれた転落女性問題
第3 節 社会小説家としてのギャスケル
第Ⅴ章 『クランフォード』
第1 節 『クランフォード』と「イングランドの前世代の人々」の関連
第2 節 『クランフォード』出版の経緯
第3 節 『クランフォード』についての解釈
第4 節 『クランフォード』に見られる民主化への流れ
第Ⅵ章 『北と南』
第1 節 教養小説としての『北と南』
第2 節 『北と南』のヒロインにとっての自己の存在意義と結婚
第Ⅶ章 3 つの中・短編小説
第1 節 「聖クララ会修道女」
第2 節 『ラドロウの奥方さま』
第3 節 「ヘッペンハイムの六週間」
第Ⅷ章 『シルヴィアの恋人たち』
第1 節 『シルヴィアの恋人たち』 完成に至る経緯と, 小説のテーマ
第2 節 『シルヴィアの恋人たち』 に描かれた信仰問題
第Ⅸ章 『親戚のフィリス』
第1 節 『親戚のフィリス』執筆の動機
第2 節 『親戚のフィリス』に描かれたヒロインの成長
第Ⅹ章 『妻たちと娘たち』
第1 節 『妻たちと娘たち』が未完になった経緯
第2 節 『妻たちと娘たち』─ヒロインの成長に見るギャスケルの思い
終 章